アイマグブログ― カマタヒロシ 

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火国

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BOOMDIGI

/ 火ノ国BOUNCE

c/w Welcome 2 my world


福岡で22年もの長きに渡ってオールジャンルミックスを

伝道し続ける老舗パーティ

Pet Sounds』がついにレーベルをスタート!

その記念すべき第1弾は、

熊本発、男女2MC & 1DJの電子音楽的 お祭り楽団

BOOMDIGIのミニアルバム

ENTER THE BOOMDIGI WORLD』より、

アナログ化の 要望の高かった

火ノ国BOUNCE

Welcome 2 my world

が超待望の7Inch化!


お祭りベースに世界の辺境音楽を取り込んで、

ヒップホップ、ベースミュージックと展開するお祭り楽団BOOMDIGI[ブンディギ]。

土着的かつお祭り感溢れるテクニカルなラップと表情豊かな

女性ボーカルが融合するオリジナリティ溢れる世界観。


全国各地にオールジャンルミックスを提唱する

パーティがあるけど、

中でもこの『ペットサウンズ』は

20年以上続いてる老舗中の老舗。

主宰するDJ H.I.G.O. 君と言えば博多、いや、

九州と言えば!な、代表的存在で、

クボタタケシを始め良質なDJを毎回招聘している。

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僕も数年に一度のペースでお世話になってるけど、

なかなか出番が回ってこないので、

もう少し間隔が短くならないものか?と。

そんなペットサウンズがレーベルを始めたと聞いてビックリ。

しかも、7インチのリリースまで。

このブンディギってクルーのことを全然知らなかったけど、

地元に、そうやってレーベル始めたり、7インチをリリースするほどまでに入れ込むアーティストがいる事が羨ましい。

僕はプロデューサータイプの人間ではないけど、

企画やパブリシティを考えたりするのも好きだし、

一度はレーベル運営してみたかったなって思います。

僕も、ペットサウンズH.I.G.O.君にしても、

SKYLARKIN門下生ですから理想とするレーベルの姿は

それしかありません。

パーティの音を具現化する作品が自身のレーベルから

リリース出来るなんて素晴らしいとしか言いようがないです。

今後もペットサウンズのフィルターを通った

九州のオリジナルな音源が届くのを楽しみにしてます。



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# by imag0020 | 2017-09-22 06:20 | 大地の音紀行外伝

紐育

昨日に引き続き、

箱から一掴みした歌謡曲・ポップスの

7インチシングル限定で、

松本隆の歌詞に注目してチョイスする後編。


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6位

薬師丸ひろ子『すこしだけ やさしく』(1983)

作詞 松本隆 作曲 大瀧詠一


『セーラー服と機関銃』に続くセカンドシングルで、

薬師丸自身が主演した映画『探偵物語』の

主題歌との両A面シングル。

どちらも松本・大瀧コンビの曲だが、

『すこしだけ やさしく』の方がモロに大瀧節の楽曲。

これも昨日の『風立ちぬ』同様、曲の冒頭で

タイトルを使ってサビにするパターン。

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1番では「少しだけ優しくしてあげる」

2番では「少しだけ冷たくしてあげる」と、

正反対の供給を告げるツンデレソング。

2番には

「ガラス越しの店でミルクティー飲んでいるの」

と、唐突かつ謎のツイートがブリッジになっている。


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7位

中原理恵『東京ららばい』(1978)

作詞 松本隆 作曲 筒美京平


レコード大賞新人賞を獲得し紅白にも出場したヒット曲。

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まずは歌い出しの

「午前三時の東京湾(ベイ)は」だろう。

これが「とうきょうわん」だったら印象がまるで異なる。

あくまで個人的な意見だが、

今では一般的になっている「東京ベイエリア」

って呼称はもしかしてこの曲から?と思っている。

それとも、これ以前からあった表現なのだろうか?

あとは「ねんねんころり寝ころんで」の、

なんとも言えない語感も良いし、

締めの「ないものねだりの子守唄」まで

一気に流れていくのも良い。

ただ、「地下があるビルがある」

「部屋がある窓がある」のくだりは

何を表してるのか意味不明だ。


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8位

Y.M.O.『君に、胸キュン。』(1981)

作詞 松本隆 作曲 Y.M.O.


YMOに対して『テクノ歌謡』という括りが

果たして適正なのか迷うところだか、

この曲はYMOがヒットチャート1位を狙った

まさテクノ歌謡クラシック。

元々カネボウ化粧品のCM用の曲であり、

CMのキャッチコピーでもあった

「胸キュン」をテーマに作られた曲。

実は、1年前に松本隆・細野晴臣コンビで

山下久美子『赤道小町ドキッ』をヒットさせた経緯があり、

その際に歌詞中ではないが「胸キュン娘」というフレーズが

使われていた説があるので、

やはり松本隆が考えた言葉だろうか?

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曲の間奏で突然イタリア語が出てくるが、

その後で「伊太利亜の映画でも見てるようだね」

という歌詞に繋がっている。

(伊太利亜と表記するのも松本隆スタイル)

タイトルに「、」「。」を用いるのも珍しかったのでは。


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9位

森進一『冬のリヴィエラ』(1982)

作詞 松本隆 作曲 大瀧詠一


ジャケのスウェットセットアップ姿が眩しい

演歌歌手(とイメージされている)森進一にとって

ポップスへの大胆な挑戦となった曲であると同時に、

松本隆にとっても「第16回日本作詞大賞」で

初のグランプリを獲得した曲である。

リヴィエラとはイタリア語で海岸のことらしい。

松本隆の中でイタリア語がマイブームだったのか?

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実は森進一はこの次のシングルで続編的な

『紐育(ニューヨーク)物語」(作曲 細野晴臣

編曲 坂本龍一)、

(モチロン、紐育と書くのも松本隆スタイル)

さらに次のシングルでも『モロッコ』(作曲 筒美京平)と、

3枚連続で松本隆を起用しており、

「松本隆 海外3部作」と呼ばれている。

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冒頭の「彼女」を「あいつ」と読ませる得意の手法、

そして語り口調の歌詞。

これは誰が誰に語りかけているのか?

彼女(あいつ)を置いて旅立つ主人公が、

誰か第三者に伝言しているような内容だ。

「やさしさが霧のようにシュロの樹を濡らしてる」

「皮のコートのボタンひとつ とれかけてサマにならない」

この部分だけが主人公の語り口調ではなく、

状況を説明するナレーションのようになっている高等テクニックだ。

曲は『風立ちぬ』などと全く同じ、

一聴して大瀧と解るコード進行で、

歌詞を入れ替えても歌えそうなほどだ。


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10

大滝詠一『さらばシベリア鉄道』(1981)

作詞 松本隆 作曲 大瀧詠一


大ヒットアルバム『A LONG VACATION

からのシングル・カット。

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ナイアガラ・トライアングル『A面で恋をして』

とのカップリングでリリースされた。

元々この曲は大滝自身が歌うために作られた曲だったが、

この歌詞の主人公が女性であることから、

大滝が歌入れに難色を示したため、

代表作『木綿のハンカチーフ』を始め、

初期のシングルのほとんどが松本隆作品だったシンガー

太田裕美に提供することになった。

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つまり、世に出たのは太田裕美ヴァージョンが先で、

大滝はセルフカバーとしてアルバムに収録したのだ。

太田裕美版は大してヒットしなかったので、

結局こうやってシングルカットするくらいなら、

最初から普通に自分の曲として出せば良かったのにと思わなくもない。

それに、そこまで大滝が難色を示すほど、

女性っぽい歌詞でも無いような気がするが。

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「伝えておくれ十二月の旅人よ

いついつまでま待っていると」


それにしても、このシベリア鉄道という

舞台設定は何処から生まれたのだろう?

ロングバケーションって夏のアルバムって

イメージだったし。


という訳でまたまだ山ほどあるけど今日はここまで。



(文中敬称略)


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# by imag0020 | 2017-09-18 10:36 | レコード日記

作詞

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レコード・コレクターズ

201710月号

定価823円(本体762円)

A5256ページ

2017101日発行


特集 作詞家・松本隆の世界


http://musicmagazine.jp/rc/


和モノ(と言うより普通の歌謡曲やポップス)の

7インチ(100円~300円くらい)を買う際、

リサイクルショップ等では試聴不可能な店が多いので、

知らない曲を買う時の判断基準は、

まず作詞・作曲・編曲者のクレジットをチェックすることだろう。

例えば80年代のヒットシングルが10枚あれば

そこに松本隆の名前を見つけるのは容易なことだ。

松本隆+筒美京平(作曲)

松本隆+大瀧詠一(作曲)

松本隆+細野晴臣(作曲)

と言ったコンビネーションが多い。

日本のロックの特集を組んだ雑誌では、

必ず、はっぴぃえんどのファミリーツリーで

上位を独占しているのを見るけど、

結局、ヒットチャートの常連アイドルやシンガーも

この人達が手がけていたのだ。

特に松田聖子や近藤真彦のヒット曲なんて、

ほとんど松本隆の作詞じゃないか?

失礼ながら、コイツら一体印税幾ら稼いだん?と、

思ってしまう。

しかも、松本隆ってドラマーだし。

バンドの中でドラマーが作詞するパターンは

かなり珍しいのではないか?

(YOSHIKIとかフィルコリンズとか?)

と、ここまで書いていて思ったのだが、

僕はそれほど歌詞に関心が無い人だった。

やはり、曲のメロディやリズムに魅かれて、

聴いたり、かけたりすることが多いので、

「コレ、コレ、この曲のココ(歌詞)聴いて!」

なんて気持ちになることはほとんどないのだった。

でも、曲の進行の中で歌詞のこんなところを工夫してあるなって注視することはある。

と言うわけで、今日は目の前にあるボックスに入っている

歌謡曲・ポップスの7インチシングル限定で、

松本隆の歌詞に注目してチョイスしてみる。


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1位

原田真二『タイム・トラベル』(1978)

作詞 松本隆 作曲・編曲 原田真二

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1番の4行目

「蕃紅花(サフラン)色のドアを開けたよ」

サフランという植物の漢名をわざわざ使っているところにこだわりを感じる。

正直カタカナがなければ読めないところだ。

(花の名前は松本隆の詞世界にはよく登場する。)

あとは、曲のテーマであるタイムトラベルを

1番ではピラミッド、2番ではアメリカと、

具体的な地名はちょっと匂わすだけで完成させている。

是非、長編で完全版を書いて欲しいものだ。


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2位

南佳孝『スローなブギにしてくれ(I want you)』(1981)

作詞 松本隆 作曲 南佳孝

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そもそも松本隆プロデュースのアルバム

『摩天楼のヒロイン』でデビューした南佳孝。

やはりこの曲にトドメを刺す。

めちゃめちゃカッコつけたタイトルなのに、

「スローなブギにしてくれ」という歌詞は一切登場しない。

もう、冒頭の「Want you~♪」

一発で勝負を決めている力技だ。


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3位

寺尾聰『ルビーの指環』(1981)

作詞 松本隆 作曲 寺尾聰

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説明不要の大名曲、大ヒット曲だが、

まず、タイトルに「指輪」ではなく「指環」

という書き慣れない字を持ってくるのが松本隆スタイル。

そして、歌い出しの

「くもり硝子の向こうは風の街」で、

いきなり松本隆の代名詞である「風街」を

使っている。

この曲にかける意気込みを感じずにはいられない。

「問わず語り」なんて表現で主人公の孤独を感じさせ、

「枯葉ひとつの重さもない命」

「重さもない」という言葉で逆に重さを表現、

最後に「貴女を失ってから」で、

「貴女」つまり、恋人の死を表現する

完璧なストーリーテラーぶりである。

最後の行でいきなり「二年の月日が流れ去り」

と、時間を強引に経過させるのだが、

まだ「街でベージュのコートを見かけると

指にルビーのリングを探すのさ」なんて、

まだまだ面倒な心理状況にあることをうかがわせる着地になっている。

ベージュのコートを見る度に近寄って指をチェックするなんて実際にやったらアウトだ。

しかし、主人公の心の内側を端的に表現している。


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4位

松田聖子『風立ちぬ』(1981)

作詞 松本隆 作曲 大瀧詠一

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先述の通り松田聖子の作品に松本隆の詞は欠かせない。

あまりにも名作が多くてどれを選ぶか悩んだが、

やはりこれにした。

タイトルは松本隆のオリジナルではないが、

この言葉に松本隆が魅かれたのだろう。

曲の冒頭でサビを持ってきてタイトルも使うパターンの名作に仕上がっている。

「涙顔見せたくなくて

すみれ・ひまわり・フリージア」

意味はよく解らないが秋の高原にいる主人公の気持ちを

季語として花を羅列する手法で表現しているのか。

涙のインクでしたためた「SAYONARA」連呼はちょっと怖い。


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5位

榊原郁恵『ROBOT(1980)

作詞 松本隆 作曲 筒美京平


同じ年にヒットした沢田研二『TOKIO』とともに、

いわゆるテクノ歌謡の先駆けとされる名作。

YMOを意識した「ピコピコ路線」

タイトルもおそらくクラフトワークからだろう。

ここでは「ロボット」を無機質なメイドのような捉え方で

榊原郁恵に演じさせているのだが、

実は普通の女性の恋愛感情を表現している。

このロボット感が榊原郁恵のキャラクターに

合っていたのかどうかは不明で他のアイドルが歌えばまた違った結果になっていたのではないかと思うが、

松本隆も苦心して作ったのではないかとも想像した。


というわけで今日はここまで、続きは後日。

そういえば、昨年、愛媛に松本隆さんが来られていた時に

偶然、RICO SWEETSで隣の席にいらしていたことあったなー。

あれはビックリした。


(文中敬称略)









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# by imag0020 | 2017-09-16 15:21 | レコード日記

連覇

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阪神やオリックスなどで活躍したライアン・ボーグルソン投手(40)が11日(日本時間12日)、現役引退を表明した。


https://www.daily.co.jp/baseball/2017/09/12/0010546292.shtml


ボーグルソンって言っても10年前に阪神に2年間在籍して

10勝しただけの外国人選手なので阪神ファンしか記憶にないだろう。

このアイマグブログのスタート時に毎日のように阪神ネタを投稿していた時期があって、

確かボーグルソンの奥さんが甲子園球場のCMに出ている動画を紹介した記憶がある。

阪神ファンでも、奥さんが美人だって話題になったくらいしか印象に残っていないかも。

だが、僕はボーグルソンが好きだった。

アッサリ2年で自由契約になったが、

もったいないなと感じていた。

そしたら帰国後にサンフランシスコ・ジャイアンツでメジャー復帰、

2年連続2桁勝利を挙げてオールスターには選ばれるわ、

ワールドシリーズに出場するわ、

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最終的にはWBCアメリカ代表メンバーにまで

選出されるスター選手になってしまった。

(NHK BS中継では忠実な発音で「ヴォーゲルソン」と呼ぶ)

本人も日本で投球術を学んだ的な事を語っていたそうだが、

阪神の逃した魚は大きかった。

当時ボーグルソンにサインを貰っていなかったことが悔しくて(そんなチャンスもなかったが)、

TTM事情に詳しい友人の指導を仰ぎボーグルソンに

手紙とともにカードを送ることにした。

本当なら阪神時代のカードとメジャーのカード両方あれば良かったが、

阪神のカードしか持ってなかったので欲張って2枚封入し、

当時在籍していたサンフランシスコ・ジャイアンツに直接送った。

まだポストシーズンが残っている時期だったので、

クラブハウスなどで時間の空いてる時に手紙を読んで

サインして返信してくれるかもって作戦だ。

個人的に仕事で買い付けに行ってた頃の印象で

サンフランシスコは最も好きな街であり、

実際にジャイアンツのボールパークで観戦したこともある。

なのでサンフランシスコにエアメールを送る

ってだけでテンション上がるし、

ホントに返信来るのか?

とワクワク感もハンパなかった。

そしたら、なんと僅か2週間程で本当に返ってきた!

松山~サンフランシスコ~松山の郵便ルートとしては

最短時間ではなかろうか?

何百円かの切手のみでボーグルソンにカードを届けて

サインしてもらって持って返ってきてくれるのだから

郵便局バンザイである。

返信用の宛名は予め自分で書いて入れておいたものではあるが、その時の封筒もちゃんと保管してある。

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背番号は阪神時代の番じゃなくて当時の32番になっている

しかし、2枚ともサイン入りで返ってきた!

そんな経緯もあってボーグルソンのメジャーでの活躍にも注目していたのだが、

残念ながら今季で引退してしまうとのこと。

しかもサンフランシスコジャイアンツは18日に本拠地で

ボーグルソンの引退試合を行うそうだ。

最後は他球団で現役を終えたにも関わらず、

そんな風に扱ってもらえるなんて、

さすがはワールドシリーズ連覇のメンバーだ。

阪神も始球式か何かで日本に呼んでくれないかな。

セシルフィルダー同様に自慢のOBだと思うなー。

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# by imag0020 | 2017-09-14 16:58 | 野球評判家

退任

阪神 掛布2軍監督 今シーズンかぎりで退任へ

910

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170910/k10011134041000.html

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最近の阪神は良いニュースと悪いニュースが交互にやってくるが、

それにしても寝耳に水な報道だった。

あまりにもショックで落ち込んだ。

僕の掛布さんへの想いは以前このブログにも書いた通りだ。


http://imag002.exblog.jp/25465516/


1988年にユニフォームを脱いでから28年もの長い年月を経てやっと帰ってきた31番を

たったの2年で返上させるとは。

世間では生え抜きのスターである掛布さんが2軍監督で、

他球団から移籍してきた若い金本が1軍監督なんて立場が逆だろうと言う人も多かった。

でも、僕は別に掛布さんが1軍監督にならなくてもいいと思っていた。

決してエリートではなく高卒のテスト生入団、身体も小さい。

しかし、人一倍練習し、阪神歴代最多ホームランを打った。

本人も自身のような選手をと、

情熱を持って若手選手を育成してきたし、

これほどの適任者は他にいないと思う。

昨年の原口、今年の中谷と長らく阪神に不在だった生え抜きの大砲候補がやっと開花するキッカケを掴んだ。

同じく大型ルーキー高山も(故障もあったが)

春季キャンプは掛布さんの指導する安芸でスタートしていた。

金本監督も安心して2軍に任せていたのでは。

掛布さんは決して我を通すタイプではない。

本人だけでなくオールドファンも一度は諦めていたであろう

阪神の指導者になる道を2軍監督という形で得ることが出来た。

阪神を強くするために一軍に戦力を送り込むという任務に

心身ともに捧げる覚悟で指導にあたっていたと思う。

自ら広告塔となりファンサービスに徹することで2軍の試合や練習にファンが押し寄せ、営業面にも貢献した。

(なにしろ甲子園で開催した2軍の試合に10000人動員させたのだ)

ミスタータイガースと呼ばれた男が甲子園のスポットライトではなく、

鳴尾浜で真夏の強烈な直射日光を浴び、

62歳の身体にムチ打って若いコーチと若い選手を引っ張っていた。

OBや関係者は掛布さんに感謝しなければならない。

モチロン掛布さんが2軍監督なんて激務を永遠にはやれないのは解っている。

次期1軍監督候補の指導者育成の点においても2軍監督というポストは重要だ。

しかし、球団も1度は掛布さんに任せた以上、とことん任せなければ。

2年はあまりにも短すぎる。

本人も志半ばであろう。

カープが現在あれほどの強さを誇っているのは長年の生え抜き選手育成が花を咲かせたからだ。

結果が出るまは耐えなければならない。

FAの大型補強や使えない助っ人外国人選手をコレクションする短絡的な場当たり補強にはもう誰も魅力を感じていない。

糸井、福留、西岡、それぞれ良い選手だが、

少なくとも僕は感情移入することはできないのだ。

それよりも高山、横田、大山、中谷、原口、北條、陽川、梅野らが並ぶスタメンの方がテンション上がる。

その為のチーム作りの後方支援が掛布2軍監督の役割だったのに。

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掛布さんは31という背番号を大事にしてきたが、

常々この番号は選手が着けるものだと語っていた。

実際、現役を引退してからはサインに「31」は書かなくなっていたが、この2年間は31と書いてくれていた。

一説には球団も清宮獲得の為に背番号31を空けておきたいという意向があるそうだが、

そんなもん本当に入団したら掛布さんは喜んで明け渡すだろう。

掛布さんは背番号なんて何番でも良いのだ。

ファンももう31番を十分に見させてもらったし。

そんなことよりも大切な事を球団は見落としている。

今季のファーム最終戦を掛布さんのお別れ試合として

甲子園で緊急開催することも検討されているそうだ。

でも、掛布さんはそれも本意では無いだろう。

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とにかくガッカリしたわ、ホント。

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# by imag0020 | 2017-09-12 14:39 | 野球評判家
line

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


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