アイマグブログ― カマタヒロシ 

imag002.exblog.jp ブログトップ

RAMM:ΣLL:ZΣΣ

b0133206_22242975.jpg

1年前、MJ急死の訃報に
「マイケルとラメルジーとリー・スクラッチ・ペリーは宇宙人だと思う」と書いた。
「死」ではなく、宇宙に帰っただけだと。
常にコスチュームに身を包み、特異なキャラクターであり続け、
その素顔をベールに包んだアーティスト、それがザ・ラメルジーだった。
出演しているはずのヒップホップ映画のクラシック[WILD STYLE]を何度見ても
僕はラメルジーのその容姿を確認することが出来なかった。
b0133206_2225977.jpg

↑やりすぎラメルジー
どんどんエスカレートしていくモビルスーツ。
「人類で初めてガンダムの格好をした奴」と評した人もいた。
キワモノ扱いしていた人もいるだろうが、
ラメルジーをヒップホップという枠組みだけで見てはいけない。

偶像破壊武装主義
スランゲージ
ゴシック・フューチャリズム
アルファズ・ベット
といった、独創的な哲学、方程式、理論に基づいたライミング、グラフィティを
展開してきた。
b0133206_22254526.jpg

"Beat Bop" by Rammellzee vs K-Rob(1983)
「HIP HOP史上最もレアなヴァイナル」
ジャン・ミッシェル・バスキアのアートワークばかり語られるが、
ここで繰り広げられる10分10秒にも及ぶ歴史的フリースタイルジャムは
ラッパーとしてのラメルジーのスキルを感じることができる。
バスキアの美術品的付加価値により、ジャケ付きオリジナル盤12インチは
$1,000以上で取引されている。
僕もリイシュー盤しか所有していない。

b0133206_22261120.jpg

(右)自らの扮するキャラクターである[VOCAL WELL'S GOD]を描き下ろした
[SUPREME]のデッキ。
乗ってなんぼのスケートボードだが、シールドのまま保管。


b0133206_22263298.jpg

ラメルジーを大々的にフィーチャーした[relax]誌No.65(2002)
世界的に見ても非常に価値ある素晴らしい特集。完全保存版



ラメルジーは享年50歳だったそうだ。
まさか、そんなに若かったとは...。
彼は裁判所で正式な手続きを経て本名「ラメルジー」となった。
生涯ラメルジーであり続けたのだ。
[PR]
by imag0020 | 2010-07-02 22:31 | My Favorite Things
line

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


by imag0020
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30