アイマグブログ― カマタヒロシ 

imag002.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:野球カード( 4 )

専門

行きつけ、というほどの常連でもなく、

せいぜい2~3ヶ月に1度くらいしか

顔を出していなかったが、

お気に入りのカードショップが閉店していた。

ふと思いつき久しぶりに行ってみたら、

店内に灯りはついているけどドアは閉まっていて、

よく見ると「長い間ご愛顧いただきありがとうございました」

的な紙が貼ってある。

エッ!と驚き、思わずドアをノックした。

すると、中から店主が「あー、どうも」と出迎えてくれた。

「ちょっと、マジすか⁉︎  全然知らなかったんですけど!」

と、詰め寄ると、

「そうなんですよー」と。

聞けば23日で営業を終了して片付けに入っていると。

移転前の店舗と合わせると15年もやっていたんだそうだ。

店内は足の踏み場も無いくらい散らかっていて、

商品だったカードやら、フィギュアやらに、

その箱や袋などが雑然と置かれていて、

什器から商品まで、お客さんにあげたり、棄てたり、

処分しながらテナントを空っぽにしていく作業中だった。

まるで1年前の自分を見ているようだ。

そもそも僕はカード屋さんにレコード屋と

同じ性質の匂いを感じ取っていて、

それは普段の生活では周りにいないカードコレクターのお客さんや店主と話をしたりする、

単なる商品を買う以上の「場」として

自分にとって重要な空間だった。

元々は友人に教えられて通うようになった店だったが、

僕はいわゆるボックス(箱)買いなんかしないし、

キャンプの始まる頃や松山で公式戦が開催される時に

サイン用にと1枚数十円のシングルカード(バラ売り)を、

まるでレコードを掘るように漁り、

あとはカード用のスリーブやら

b0133206_07440787.jpg

トップローダーやら、

b0133206_08191146.jpg
マグネットホルダーやら、
b0133206_16010283.jpg
b0133206_07444482.jpg
b0133206_07450360.jpg

9ポケットアルバムやらサインボール用ケースやら、

その辺の百均等で買えないコレクションを整理するための

ultra pro社製専門グッズを買ったりする程度だったから、

たまに来店しても大してお金を落とさないくせに長居するという店側からしたら迷惑な客でしかなかったと思う。

そういうグッズだって、別にネットで購入できるだろう。

なんなら在庫も豊富で安かったりするかも。

けど、そういうものをフラッと行って買える店が僕にはとても重要で、

例え千円未満の買い物しかしなくても、

それをある種の口実に店に遊びに行けるのが

また嬉しいことだったのだ。

店主も凄く誠実な人で、

いつも僕が行くと必ず

「あー、阪神のカードは出てないですねー」

と申し訳なさそうに言ってくる。

「(いや、阪神以外も見たいんだけどな)」

と、毎回心の中で思いながら話を始めるのだが、

お客を不快な気持ちにさせるようなこともなく、

ホント居心地も良かったから、

閉店の事実に何か得体の知れないショックを受けた。

本当なら、お金と暇があるなら毎日でも通って

野球の話をしていたいくらいの

"OUR FAVOURITE SHOP" だったが。

多分常連の皆んなも行き場をなくしてさぞ残念だろう。

ただ、こちらの勝手な想いとは裏腹に店を維持していく

店主の大変さは僕も理解している。

決断するのにも悩んだ事だろう。

「よかったら好きなだけ持って帰ってください」と、

b0133206_07403099.jpg

2013年の阪神レジェンドカードボックス

なんと3箱もいただいてしまった。

本来の目的だったコレクション整理用グッズは既に売り切れていたので、

何か最後に買い物して帰りたいと思って、

そこに置いてあった2007Toppsのボックスを

処分価格で売ってもらった。

b0133206_07410345.jpg
まるで上等なカステラの箱のような松坂ルーキーイヤーボストン仕様
2007年版Toppsボックス。マニーラミレスもいる。これだけで600枚以上 笑

なんなら片付けのお手伝いでもさせてもらいたかったが、

邪魔になるといけないので名残惜しいが店を後にした。

また1つ「代わりのきかない店」が消えた。

ズッシリと重いカード4箱(枚数にしたら千枚はある)を運びながら、

本来ならめっちゃ楽しいはずの帰り道が寂しくて仕方なかった。

それにしても、まさかのタイミングで導かれるように最後に行けて良かった。

いつの間にか、知らない内に無くなってたら

もっとショックだったに違いない。


[PR]
by imag0020 | 2017-11-27 07:36 | 野球カード

憧球

b0133206_06312910.jpg
例えそれが贔屓の球団であっても、
そのチームの二軍監督を誰がやってるか
なんて知らない人も多いだろう。
今季の阪神は掛布雅之二軍監督の動向が
連日のように紙面を賑わし、
金本知憲新監督率いる一軍にも
ひけを取らないほど注目を集めている。
b0133206_06322016.jpg

掛布さんはサイン入り名刺を配付したり、
自ら広告塔となり、ファーム人気獲得に一役買っている。
掛布さんのサイン自体は以前と同じだが、
なんと言っても背番号31を書き加えるようになったのが嬉しい。
1988年、
33歳の若さで現役を引退してから、
萩原誠、広澤克実、濱中おさむ、林威助と
4人の選手が31番を背負ったが、
誰もその期待に応える活躍をしたとは言い難い。
28年もの長い年月を経て、
ついにグラウンドに還ってきた
ミスタータイガースの元へ、
背番号31が返還されたのだ。
我々ファンだけでなく、
おそらくは本人も2度とこのユニフォームに
袖を通すことになると思っていなかったのではないか?
掛布さんは一軍ではなく二軍の指導者という立場になった。
そもそも自身がテスト生同然の立場でプロ入りした選手。
身体も小さく球団から全く期待されていなかったが、
努力を重ね、前ミスタータイガース田淵幸一の抜けた
阪神の4番打者になった。
左打者に不利と言われる強力な浜風の吹く甲子園球場で、
左方向に流して放り込む技術を磨き、
ホームラン王を3回獲得した。
掛布以降、阪神でホームラン王を獲った日本人選手はいない。
だからこそ泥にまみれて練習するファームに掛布イズムを注入してほしい。
僕も今年は甲子園ではなく、
鳴尾浜(二軍球場)に行くつもりだ。
なにしろ僕は子供の頃に掛布になりたいと思っていた。
「掛布みたいな野球選手になりたい」
ではなく、
「掛布そのものになりたい」
と思っていたほどだった。
b0133206_06340694.jpg
掛布さんが昔からサインに書き添える
憧球
とは、僕にとって掛布雅之そのものなのだ。
ただ、これが何と読むのかいまだに解らない。
是非とも御本人に訊ねてみたいものだ。




(文中敬称略)

[PR]
by imag0020 | 2016-03-06 06:27 | 野球カード

合同

現在、松山で行われている
毎年恒例の東京ヤクルトスワローズ川端慎吾、
山田哲人、中村悠平選手らによる合同自主トレ。
今季からヤクルトでプレイする済美高校出身の鵜久森淳志選手や、読売の寺内崇幸選手らに混じってウチ(阪神)の北條史也内野手も初参加している。
球団の垣根を越えて選手が一緒に汗を流す姿は最早珍しくなくなってきたが、
それにしても一見繋がりの見えにくいメンバーも揃っていて興味深い。
毎年暇を見つけては(しつこく)通っているが、
今年のギャラリーの数はスゴい!
ファンのために室内練習場のエントランスを開放して見学できるようにしてくれているのだが、
今年は入りきれないくらいの人数になっていた。
大袈裟ではなく例年の10倍は来ている。
マスコミも各社揃い踏みだ。
なにしろ川端、山田、中村はセリーグ優勝チームの主力、
そしてプレミア12日本代表選抜選手だ。
しかも川端は首位打者獲得、
山田は日本プロ野球初のホームラン王、盗塁王同時獲得に流行語大賞選出のトリプルスリー達成、堂々のリーグMVPである。
(あまり触れられていないが100打点も記録している)
まだキャリア5年(一軍実績4年)、
この男どこまで上昇する気か?
完全に昨年の顔、時の人がいるのだから、
そりゃファンも押し寄せる。
ハッキリ言って昨年までは練習が終われば
サインなんて貰い放題だった。
だが、今年のこのファンの数はそれを期待できるような状況ではないように見えた。
b0133206_05393735.jpg
しかし、そんな心配は無用。
川端も山田もその場のファン全てに対応していた。
ざっと一時間近くはサインしていただろうか?
どう考えても練習で疲れてるだうろに、
群がるファンに片っ端からサインしていた。
それどころか中には車に乗り込む際にも追っかけてくる
ファンの写真撮影にまで応じていてなかなか帰らせてもらえない。
これを連日続けている。
正直驚いた。
阪神や巨人や広島のスター選手がここまでやるとは思えないのだが(笑)
これはヤクルトならではの伝統か?
とにかくファンにとっては行く価値のある自主トレだ。
b0133206_05410946.jpg
b0133206_05425266.jpg
b0133206_05445534.jpg
b0133206_05461039.jpg
b0133206_05473208.jpg

[PR]
by imag0020 | 2016-01-15 05:34 | 野球カード

監督

b0133206_00234264.jpg
ヤクルト 真中満 1971年1月6日(44歳)
読売*高橋由伸 1975年4月3日(40歳)
阪神*金本知憲 1968年4月3日(47歳)
広島 緒方孝市 1968年12月25日(46歳)
中日 谷繁元信 1970年12月21日(44歳)
DeNA*アレックスラミレス 1974年10月3日(41歳)

(*は新監督)

セリーグの監督が全員40代というフレッシュな顔ぶれに!
若返り大賛成!
まだヨシノブは正式決定ではないが、
本当に監督就任したら、
新人監督の金本がまさかの最年長監督(広島緒方と同級生)になる。
ヨシノブには是非とも受諾していただきたい。
コーチ陣をベテランが固めれば指導者経験なくても大丈夫だと思う。
それにしても数年前までは、
まだ王さんや野村さん落合さん星野さんって
重鎮が采配奮ってた印象あるのに、
一気に世代交代が進んだ感じだ。
(そうなると楽天の梨田監督就任って時代と逆行してるな)
監督になってもおかしくない実績を現役時代に残してる人達が
毎年名前だけ挙がっては
結局監督になることなくタイミングを逸して、
何世代か飛ばして若手監督に出番が来た。
みんなお互い現役時代に戦ってるし、
一層対戦が盛り上がるんじゃないか。
この新人監督誕生の流れは、
真中監督や工藤監督の成功も影響してると思う。


[PR]
by imag0020 | 2015-10-23 00:22 | 野球カード
line

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


by imag0020
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31