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『素晴らしき邦題の世界』シリーズ#8

『素晴らしき邦題の世界』シリーズ#8
THE POLICE / EVERY BREATH YOU TAKE
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PHIL COLLINS / AGAINST ALL ODDS
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ポリスは83年、フィル・コリンズは84年の全米No.1ヒット。
ともに原題からの直訳ではなく、歌詞の内容から付けられた邦題だ。
『見つめていたい』と『見つめて欲しい』
完璧なバランスで需要と供給が成立した両者の関係ではある。
国内での発売元が同じワーナー・パイオニアであることから、
ポリスの大ヒットにあやかった
同じ担当者の仕事ではないかと勝手に解釈している。
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# by imag0020 | 2008-05-09 23:38 | レコード日記

『コマーシャル・ゾーン』シリーズ#9

『コマーシャル・ゾーン』シリーズ#9
<ノエビア編>
DAVID BOWIE / BLUE JEAN
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デヴィッド・ボウイの長いキャリアの中でも80年代は最も世界的ヒット曲を
連発していた時代であり、一方で往年のファンの失望を買った時期でもある。
その80年代以降、ボウイは日本のCMに度々起用されている。
本人も出演した宝酒造の焼酎CMに使用された『クリスタル・ジャパン』が
最も印象深いが、ここではノエビア化粧品のCMに使用された『ブルー・ジーン』を
紹介しよう。
ノエビア化粧品のCMは、1982年~1987年に放映されていた、
「働く女性は美しい」シリーズで洋楽アーティストの楽曲を積極的に使用していて、
代表的なところで、Freddie Mercury(Queen)による[I Was Born To Love You]や、
このコーナー常連のカルチャー・クラブなどがあり、どれも効果的に使われていた。
(なぜかCMで毎回飛行機が飛んでいた印象があった)
ノエビアは88年以降CMのイメージを大きく軌道修正し、
鶴田一郎の美人画イラストに、主に70~80年代のヒット曲をハードロック調に
アレンジしたものをCMソングとして使用する
「コスメティック・ルネッサンス」というシリーズに変わってしまうのだが、
80年代の日本での洋楽ヒットに多大な貢献をした企業の一つであったことは間違いない。
ちなみにノエビアCM楽曲を集めたコンピレーションCDもリリースされていて、
それによると、『ブルー・ジーン』収録アルバム[Tonight](84年)の前作にあたる
大ヒット作[Let’s Dance](83年)収録の[Without You]も同CMで使われていたようだが、
残念ながら全く記憶に残っていない。
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# by imag0020 | 2008-04-21 15:04 | レコード日記

『コマーシャル・ゾーン』シリーズ#8

『コマーシャル・ゾーン』シリーズ#8
<スズキ編>
TEARS FOR FEARS / SHOUT
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英国出身のデュオ、ティアーズ・フォー・フィアーズの
2ndアルバム[Songs From The Big Chair]からの
全米No.1ヒット・シングル(85年)
同アルバムからは、この『シャウト』と、
[Everybody Wants To Rule The World]という2曲連続の
全米No.1シングルが生まれ、続く[Head Over Heels]も
トップ3入り、当然のようにアルバムも1位に輝いている。
(本国でも1位にこそなっていないが、同様に大ヒットした)
ニュー・ウェーヴのグループがヒットを飛ばすのは珍しくなかったが、
彼らの曲は何とも言えない重々しい雰囲気があって、
例えば同時代の英国出身デュオであるWham!などとは真逆の
何か安易なポップさを否定しているように聴こえた。
にも関わらずこれほどの大ヒットになったのは、
やたらと「シャウ~シャウ」と繰り返される壮大かつキャッチーな
サビの部分が印象的だったからだろう。
この『スズキ・カルタス』のCMもサビを巧みに使用した映像だった。
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# by imag0020 | 2008-04-18 23:08 | レコード日記

『素晴らしき邦題の世界』シリーズ#8

『素晴らしき邦題の世界』シリーズ#8
THE CLASH / KNOW YOUR RIGHTS
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アメリカでのクラッシュ史上最大のヒットとなった、
5 thアルバム[Combat Rock]からの先行シングル(82年)
他にも[Rock The Casbah],[Should I Stay Or Should I Go]
といったシングル・ヒットが生まれたアルバムだが、
それらと比較すると、どうにも地味な印象が拭えない曲だ。
本来のクラッシュらしい生真面目さとでも言うべきか。
なにしろ邦題が『権利主張』である。
だがクラッシュほど漢字(日本語)タイトルがハマるバンドもない。
これはクラッシュの国内盤をリリースするCBSソニーの
当時の担当ディレクター氏のセンスなのだろうが、
相当クラッシュを理解していた人であろう。
邦題を並べてみるだけでクラッシュというバンドが理解できるのだ。
[White Riot]→『白い暴動』
[Give ‘em Enouh Rope]→『動乱』
[English Civil War]→『英国内乱』
[The Equaliser]→『平等』 etc.
まさに詩人であり革命家であったジョー・ストラマー
という人物像そのままの言葉が並んでいる。
筆者が中学生の頃、初めてクラッシュを見た時の印象も「漢字」だった。
『コンバットロック』のジャケットにも使われているバンコクの線路上で
撮影された写真でジョーが『無線衝突』と書かれたTシャツを着ていて
「なんで日本語書いてるんだろう?」と不思議に思ったり、
後にも先にもたった一度きりの来日ツアーとなった82年のライヴが
当時NHKでオンエアされていたのだが、
その時もジョーは『団結』と書いたハチマキを巻き、
右腕には「世界はひとつ」、左腕には「ミッキーマウスを殺せ!」(笑)
というメッセージをマジックで書いていたのだ。
それにしても、このジャケットにおける『権利主張』の重さ、
レイアウトの迷いの無さはどうだ。文字通り「主張」している。
当然、英国盤等はこの四文字が入っていないデザインなのだが、
どう考えても日本盤の仕様の方が優れているし、
外国でのウケも良かったのではないかと思う。
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# by imag0020 | 2008-04-17 22:53 | レコード日記

『素晴らしき邦題の世界』シリーズ#7

『素晴らしき邦題の世界』シリーズ#7
BLONDIE / THE TIDE IS HIGH
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ブロンディ、80年のヒットシングル。
この頃のブロンディのブレイクぶりはハンパなものではなく、
79年の[Heart Of Glass]から始まって、 80年の[Call Me]、
そして、この[The Tide Is High]、続く[Rapture](81年)と、
怒涛の4作連続全米No.1ヒットを記録しているのだ。
しかし、ブロンディは、その活動初期から評価されていたわけではない。
70年代前半からニューヨークで活動を始めているが、本国よりも
まず日本、そしてパンク・ニューウェーヴの渦巻く英国で評価され、
その成功に乗って米国に逆輸入されることになるのだ。
同時期のニューヨークのシーンと言えば、パティ・スミス・グループ、
テレヴィジョン、トーキング・ヘッズ、ラモーンズなど、
かの有名なライヴハウス[CBGB]を拠点としていた連中が中心となっているのだが、
ブロンディはそこからいち早く脱却し、ディスコ・サウンドを取り入れ、
シングル・ヒットを狙ったポップ路線へと移行する。
デボラ・ハリーが新世代のセックス・シンボルとして認知されたことも
成功を生んだ要因であっただろう。
しかし、なんと言ってもこのグループは中心メンバー、
クリス・ステインの類い稀なる音楽センスに拠るところが大きい。
例えば『ラプチャー』は、ジャズ・サックス・プレイヤー、トム・スコットを
フィーチャーしたアーバンなサウンドを展開したラップ・ソングで、
ラップを採り入れた楽曲として初の全米No.1に輝いているし、
この『夢見るNo.1』では、ジャマイカのシンガー、ジョン・ホルトの
ヴォーカル・グループ、パラゴンズによる60年代ロックステディ期の名曲を
カヴァーし、これもジャマイカのオリジナル曲をカヴァーした
初の全米No.1を獲得した楽曲となった。
原曲はロックステディらしいスゥイートなラヴ・ソングで、
“I'm Gonna Be Your Number One♪” と唄うサビが印象的だが、
訳すなら「私は貴方のNo.1になってみせる」というNo.1奪取宣言的な感じだろうか。
「夢見るNo.1」とは少し優しい印象になるが、見事な邦題センスではある。
それにしても、80年代初頭に一般的なアメリカ人にとってアンダーグラウンドな
存在であったハズのレゲエとラップで立て続けに全米1位を獲得しているとは…
同年代にやはりレゲエやヒップホップを果敢に採り入れていた
The Clashでさえ全く及びも付かない快挙である。
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# by imag0020 | 2008-04-16 19:33 | レコード日記
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DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


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