In Fine Style: The Dancehall Art Of Wilfred Limonious
(One Love Books UK / 2016)
(One Love Books UK / 2016)
『興味深いレゲエ関連書籍を出版しているロンドンのOne Love Booksより80's, 90's
ダンスホールの数多くのジャケットアートを手がけてきた
ウィルフレッド・リモ二アスの書籍が発売!
彼が手がけたアートや関連文献など272ページにまとめた視覚的にも楽しめるオススメの1冊!』
9月に出版されてから長らく入手困難だった
リモニアスのアートブックをやっとゲット。
洋書なので少々お高いが、その価値は充分にある。
何よりこの書籍を企画し実際に出版した人(会社?)のセンスが素晴らしい。
少しでもレゲエに関心ある人ならリモニアスの作品を
何よりこの書籍を企画し実際に出版した人(会社?)のセンスが素晴らしい。
少しでもレゲエに関心ある人ならリモニアスの作品を
一度は眼にしたことあるはずだが、
今までその存在がクローズアップされることは少なく、
今までその存在がクローズアップされることは少なく、
どちらかと言えばカルト的なアーティストだった。
リモニアスのアートワークは一目見て彼の作品だと解る物が多い。
何と言っても代表的なのは
80年代ダンスホールクラシック
リモニアスのアートワークは一目見て彼の作品だと解る物が多い。
何と言っても代表的なのは
80年代ダンスホールクラシック
実は僕は当初このカバーが好きではなかった。
ここに描かれたイラストは、
ダンスホールレゲエを象徴する、
永遠に語り継がれる一枚の印象を決定づけており、
そのあまりにも強烈なヴィジュアルイメージのお陰で
ここに描かれたイラストは、
ダンスホールレゲエを象徴する、
永遠に語り継がれる一枚の印象を決定づけており、
そのあまりにも強烈なヴィジュアルイメージのお陰で
逆にこの辺りの作品を僕は遠ざけていたのだ。
いわゆる「ヘタウマ」な部類に入るコミカルで歪んだドローイング、
明らかにイエローを多用したカラーリング、
そして独創的なロゴデザイン。
全てがリモニアスならではのものだ。
最近では似たタッチの画を描く人も多いが、
いわゆる「ヘタウマ」な部類に入るコミカルで歪んだドローイング、
明らかにイエローを多用したカラーリング、
そして独創的なロゴデザイン。
全てがリモニアスならではのものだ。
最近では似たタッチの画を描く人も多いが、
これこそがオリジナルなのだ。
2000年頃に、みんながよく知る、とあるバンドのベーシストが、
彼らの作品のジャケにリモニアスの絵を使いたいと希望し、
2000年頃に、みんながよく知る、とあるバンドのベーシストが、
彼らの作品のジャケにリモニアスの絵を使いたいと希望し、
コンタクトを取ろうと試みたが既に故人となっていたそうだ。
あの頃の彼らのアルバムや7インチにリモニアスのイラストがあったらと考えたら…。
ヤバイとしか言いようがない。
リモニアスはダンスホールのイメージが強いが、
サイエンティストやキングタビーなどのダブ系名盤のジャケも
リモニアスはダンスホールのイメージが強いが、
サイエンティストやキングタビーなどのダブ系名盤のジャケも
多数手掛けている。
『NEO CLASSICS 4.02』のアートワーク(by Typical Girls)も
このLPに描かれたタビーの王冠を切り取って、
お馴染みのクボタキャップを被せてみたら見事にクボタになったというもので、
アイデア含めて出来映えもとても気に入っている。
モチロン勝手にサンプリングしているけど、
ちゃんとオリジナルに敬意を表して
リモニアスの名前もクレジットしているので
機会があれば見てほしい。
とにかく、この本は絶対に持っていて損は無いはず。
僕にとってはフューチュラ、
スケシンさん、イルドーザー、 UJT先生と同様の重要度。
僕にとってはフューチュラ、
スケシンさん、イルドーザー、 UJT先生と同様の重要度。
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by imag0020
| 2016-12-27 16:58
| My Favorite Things