アイマグブログ― カマタヒロシ 

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音頭

『素晴らしき邦題の世界』

アイマグブログ初期の頃に紹介していたシリーズ
洋楽シングル邦題マニアの僕が長年探し求めた1枚。
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コステロ音頭
原題は[The World and His Wife]
名盤アルバム[Punch The Clock]
からのシングルカットで、
A面『シップビルディング』は、
82年当時のフォークランド紛争に対する風刺を唄った名曲であり、
もともとはロバート・ワイアットに提供した曲を
コステロがセルフカバーしたものだ。
ひっそりとチェット・ベイカーがゲスト参加していたりする。
問題のコステロ音頭はそんな名曲シングルのカップリングとして収録されているのだが、
なぜ、こんな脱力系タイトルになったのか?
一瞬、コステロが大瀧詠一のように音頭に取り組んでいたのか?
と本気で思ってしまうが、
なんのことはない、
ただこの曲のイントロが
「音頭っぽく聴こえる」
というだけなのだ。
この曲の訳詞は、
かのピーターバラカン先生が書かれたそうで、
ライナーノーツも書かれていた。
この邦題もレコード会社の担当ディレクターのおふざけではなく
バラカン命名説もある。
現在流通しているアルバムでは、
原題をカタカナ表記した邦題に変わっているらしく、
それもあって、このシングルがレア盤(または珍盤)扱いされているのだ。
コレ、いざ探してみるとホントに見つからない。
たまにバカみたいに高額で出品されていて、
ただ邦題が面白いというだけで、
そんな値段で買う人がいるとは思えないのだが、
(普通に名曲シップビルディングのシングルとして欲しい人もいるんだろうけど)
この国内盤7インチに関しては、
ジャケにある『コステロ音頭』という文字が、
プレミア価格の大半を占めている。
大体この手のレコードが出てくる時って
放送局などから処分された見本盤だったりするけど、
今回は全くの偶然で、
盤もジャケも新品みたいな状態の奇跡の1枚に出会った。
値段も信じられないくらい安くて、
もしかして知らない間に再発でもしたのかと思ったほど。
手に入って嬉しかったが、
だからと言ってDJに使える訳でもなく、
結局はこうやって話のネタにした後は
他の7インチとともに箱に入れられるだけではある。
聴きたければアルバムも持ってるし、
もう役目は終わってしまったのかも。


by imag0020 | 2016-04-11 10:04 | 素晴らしき邦題の世界

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


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