人気ブログランキング |

アイマグブログ― カマタヒロシ 

imag002.exblog.jp ブログトップ

2020年 03月 13日 ( 1 )

配信

配信_b0133206_16562514.jpg
AppleTV+で新たに配信されるドキュメンタリー映画で、

伝説のラップグループであるビースティー・ボーイズを追った作品が配信される。監督は、ミュージックビデオなどを手掛けていた、盟友スパイク・ジョーンズ

https://m.youtube.com/watch?v=ZCyqR2RXoQU&feature=youtu.be


コレ、予告編観たけどヤバかった。

この手の好きなグループのドキュメンタリーは必ずチェックしてるけど、これは特に期待せずにいられない。


MCAことアダムヤウクが他界してから、

もう8年も経つらしい。

つまりビースティがグループとして8年も活動していないことになる。

ビースティは毎回アルバムをリリースするのに

4年くらい平気で待たせるグループだったので、

表立った活動が無くてもこちらも慣らされている。

ただ、このまま待ってても何年経とうが

新作などリリースされないのは明白だ。

何しろ当人達にMCA抜きでビースティとしての活動をする意思が無いのだから。

配信_b0133206_16591471.jpg

2018年に待望の書籍

BEASTIE BOYS BOOK

が出版されたが、なぜか日本では出なかった。

なぜこれほど日本でも支持されてるのに出さないのか不思議だ。

まぁ洋書でも良いのだが。


昨日(3/12)のアメトーークでやってた

トリオの2番手3番手芸人

にビースティの2人も出ないかなって

思いながら観ていたけど出るはずもなく。

僕はビースティの3人の中で好きな順位を付けるなら

MCAが3番手になってしまう。

1stアルバムがリリースされて即座にノックアウトされた

当時からアドロックこそマイアイドルだった。

ルックスもキャラクターもラップの声も好きだった。

The New Style

の冒頭のフレーズなんていつも真似してたな。

でも、もしビースティのコスプレやるなら、

マイクDのあの謎のファッションだろう。

配信_b0133206_17011210.jpg

いつもデニムのジャケットか赤いスウィングトップに

なぜかFILAのTシャツ、そして巨大なフォルクスワーゲンエンブレムをネックレスにしてて。

仕上げは妙に光沢のあるレザーではなさそうなハットにサングラス。

これでマイクDになれる。

そりゃもう当時はワーゲンのエンブレムを血眼で探したものだ。

そうなるとMCAの革ジャンにネルシャツみたいなファッションが普通に見えた。

(当初はスケーターのランスマウンテンに似てるなって思っていたけど)

よくスケボーやってる割にスケーターっぽくもないし、

ヒップホップ風でもなかった。

そんなしょうもない理由、でも当時の自分には重要な理由でMCAが3位に甘んじてた次第で。

ピストルズだクラッシュだスペシャルズだって言っても、

どこか1つ上の世代のもので、

後追い感は否めなかった部分もあるのだが、

ビースティに関しては世に出てきたタイミングや年齢も込みで

完璧に僕ら世代のものって感じで捉えている。 

配信_b0133206_17021995.jpg

だから、87のビースティ初来日のライヴは

観たいアーティストを観たい時期に観たい姿で観れた

数少ない貴重な体験となった。

会場は後楽園ホール

スタンディングじゃなくて座席指定のあるホール。

ライヴというよりコンサート会場。

まだクアトロがオープンする前だったし、

何より横にあるスタジアムも東京ドーム(1988年開場)じゃなくて後楽園球場だった頃。

球場周辺でプロ野球のチケットを売ってたダフ屋の親父が、

メッツとかヤンキースのキャップを被って歩いてるビースティの客に向かって「野球?コンサート?どっち?」って

片っ端から声をかけてたのもめっちゃ記憶に残ってる。

なんというか、いわゆるストリートファッションが一気に入ってきた時代だったので、

キャップを被った連中が大挙して押し寄せてる光景自体が異様に映っていたのかも。

会場に入ったら一時預かりされたスケボーが山ほど積み上げられてて興奮したものだ。

ライヴの内容も含めてその日の雰囲気全体が夢のような1日というか、眼の前に好きなものしか無いって感じだった。

配信_b0133206_17043537.jpg
ツアーパンフ

当時は今みたいにマーチャンダイジングも豊富じゃなかったから物販もTシャツパンフレットくらいしか無くてモチロンそれに群がった。
配信_b0133206_17054012.jpg
全員買ってたTシャツ
配信_b0133206_17054140.jpg
バックプリントはスプレーで
配信_b0133206_17080622.jpg
『宝島』の記事


あの日、残念だったのはオープニングアクトが、

なぜかその日だけバブルガムブラザーズだったこと。

他の日はタイニーパンクスだったのに。

でも、バブルガムブラザーズがライヴやってる最中、

ちょっと可哀想なくらいブーイングをみんなで浴びせてて、

それはそれで楽しかった。

実際、あの当時のバブルガムブラザーズは

トラブルファンクみたいなGo-Goサウンドで

そんなに悪くもなかったのだが、あの日集まったオーディエンスの観たいものではなかった。

配信_b0133206_17072453.jpg

VOW より


それくらい当時まだ日本には前座で出れるようなヒップホップグループが他にいなかったのだ。

ちなみにスチャダラさん他、まだ素人だった連中がみんなあの会場に観に来ていたことを後々知ることになる。

みんながビースティに憧れるのは、彼らが好きなことカッコいいと思うことだけをマイペースでやり続け、しかもアンダーグラウンドで終わらせず、ちゃんと一般リスナーにも支持されてきたことだと思う。

毎回アルバムが全米チャート1位になるんだから大人達も文句のつけようがない。

僕はセールス的に失敗と言われた2ndアルバムも好きだけど。

90年代以降もずっと好きだったけど、

彼らと共に大人になっていったので、

あの頃の熱狂とはまた違ったスタンスで追い続けた。

でも現代のフジロック世代には、

こんな風に1つのアーティストの来日に心躍らせて臨むなんて感覚は伝わらないかも。

配信_b0133206_17093227.jpg
国内盤7"はこの3タイトルのみ

配信_b0133206_17104246.jpg
MTV 1987 New Year's Eve Rock'n Roll Ball
この時のライヴがめちゃめちゃで最高だったので検索してチェックされたし。

by imag0020 | 2020-03-13 16:55 | My Favorite Things

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


by imag0020
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31