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アイマグブログ― カマタヒロシ 

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逆逆

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VAN HALEN


THE JAPANESE SINGLES

1978-1984 RED VINYL BOXED SET


ヴァンヘイレン1978から1984にかけて日本でリリースした日本盤7インチ・シングルレコード13タイトルを復刻したボックスセット

The Japanese Singles 1978-1984』。

この作品は海外で111日発売。

リリース元 Rhino Records』

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ヴァンヘイレンは言うまでもなくアメリカのハードロックを代表するスーパーバンドであり、

デビュー直後から来日を果たすなど日本でも人気があった。

これは、当時、洋楽のアーティストの日本盤としてリリースされていた7インチシングル盤を、

逆にアメリカでリイシューして発売するポックスセットだ。

つまり、日本のレコードショップで扱う時は輸入盤として売られる訳で、

ちょっとややこしいけど逆逆輸入ってことになるのか?

昔、アメリカのディスクマーケットに行くまでは日本盤のレコードが海外のマニアに人気があるのは知ってはいたけど、

ビートルズのマニアとか限られたアーティストのレコードだけなのかと思っていた。

会場で隣に並んでレコードを掘っていた白人から、

「オマエ、日本人ならラモーンズの日本盤持ってるか?」

って聞かれたりして、

あー、パンクのコレクターも日本盤に興味あるのか、と。

確かにラモーンズなんか何万もするのがザラにあるし。

(まさに、ラモーンズなんかこういう企画でシングルボックス出たら絶対欲しいなって思う)

他のブースに行ったら

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ポリス見つめていたい

のような大メジャーな洋楽ヒットシングルの日本盤が高額で売られていて、

本当にこんな価格で売れるなら日本でいっぱい仕入れて持ってこようか?とか考えたり。

トレードしてくれるディーラーもいるので、

それなりの盤に変わるかもしれないなと。

その後この本

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ロック日本盤シングル大全

が発売されて一気にヒートアップした。

コレ、今見たらもう20年も前に出た本だった。

個人的にはどんなディスクガイドブックよりも活用している本。

それまでは日本語のタイトルがジャケに書いてあるのがダサいと思っていたのに、

既にアメリカ盤や英国盤で持ってるシングルも国内盤で見つけたらゲットするようになった。

そこから国内盤最大の魅力と言える邦題に注目し研究するようにもなり、時折このブログでも紹介している。

で、今回の主題であるヴァンヘイレンだが、

正直言って日本盤シングルが特別レアだという訳ではない。

まぁ、当時も圧倒的にアルバムの方が売れていたはずだし、

シングルカットされたものまで買うのは余程のファンだけだっただろう。

それほど世の中に枚数が存在するとは思えないが、

それでもちょっと在庫の多い中古盤屋ならちょこちょこ探せば集められると思う。

それに僕もヴァンヘイレンは好きだが、

全部のシングルを揃える必要性も感じていなかったけど、

このボックスセットは気になる。

それぞれの邦題もまぁまぁ面白いので、いずれまた紹介したい。

それにしても、このデイヴがヴォーカル時代の第1期ヴァンヘイレンって、キンクス、マーサ&ザ・ヴァンデラス、ロイオービソンなんてユニークなカバー曲をシングルにしててセンス良いなって改めて思う。

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ロック日本盤シングル大全より



The Japanese Singles 1978-1984


Disc One

A. You Really Got Me

B. Atomic Punk


Disc Two

A. Aint Talkin Bout Love

B. Runnin With The Devil


Disc Three

A. On Fire

B. Jamies Cryin


Disc Four

A. Dance The Night Away

B. Spanish Fly


Disc Five

A. Somebody Get Me Doctor

B. Women In Love


Disc Six

A. And The Cradle Will Rock

B. Could This Be Magic?


Disc Seven

A. Unchained

B. So This Is Love?


Disc Eight

A. (Oh) Pretty Woman

B. Happy Trails


Disc Nine

A. Dancing In The Street

B. The Full Bug


Disc Ten

A. Jump

B. House Of Pain


Disc Eleven

A. Ill Wait

B. Girl Gone Bad


Disc Twelve

A. Panama

B. Drop Dead Legs


Disc Thirteen

A. Hot For Teacher

B. Little Dreamer


by imag0020 | 2019-10-31 11:28 | 7吋

今治

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CRaZY FRuiTS @ OTTO

愛媛県東温市北方田中3355-4


2019.11.16 sat

16:00-21:00

charge FREE


DJ

A2C Mu Matsu 祥平亭 (Baikal) mikkazu

Yoko-Ska Kid (Yokohama)

Special Guest DJ カマタヒロシ


Sunset Live

ムー テンジン(Toon) with A2C (Imabari)

Live

Panya Domingo (Imabari)


Food & Drink  OTTO

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愛媛県今治市で不定期開催されている音楽イベント

CRaZY FRuiTS』が初めて今治を飛び出し

東温市のイタリア料理店OTTOにて開催。

僕もDJ参加させてもらうことになりました。

主宰の祥平亭には昔から何度か今治に呼んでもらってたのですが、今回は向こうからやって来るということで、

僕も出ないわけにはいかないなと。

昔から今治は音楽好きなお客さんが多くて、

今も手作りのライヴなんかが頻繁に行われたり侮れないローカルシーンが形成されています。

過去最も記憶に残ってるのは、

今治でサルサやラテンのパーティがあるので

是非DJやってもらえませんか?と誘われて

スカッターブレインズと一緒に行ったのですが、

行ってみたら男女のペアが向き合ってステップ踏んでる

ガチのサルサダンスの現場だった時

僕なんて所詮「カリブ海発世界経由混血音楽」なんで

本気の人には通用しないだろうと焦ったことあった。

結果、盛り上がってくれましたけどね。

今回はそれとは関係なくいつもお世話になってるメンツがやって来て、

これまた東音夜市の時にお世話になってるOTTOでやれるので楽しみにしてます。

個人的にも今年最後のDJになりそうなので

是非遊びに来てもらいたいなと思ってます。

入場無料だし。


by imag0020 | 2019-10-24 12:51 | インフォメーション

空耳

素晴らしき邦題の世界 シリーズ vol.19

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Led Zeppelin / D'yer Mak'er


レッドゼペリン(と、あえてこだわって表記、以下ZEP)

1973年のシングル。

高校生の頃の僕はこのバンドが嫌いだった。

80s世代の僕らにはパンク以前の70年代のバンドはルックスを含めて受け付けなかった。

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ロバートプラント達のセッション、

ハニードリッパーズは好きだったけど。

今でもそれほどZEPを理解してるとは言えないけど好きな曲は結構ある。

中でもこのシングルが好きで、

なぜかと言うとレガエ(レゲエ)を演ってるから。

(レガエ表記についてはまた次回)

最初知った時はめっちゃ興奮した。

まさかZEPがレゲエなんて、と。

そして、このシングルは個人的に洋楽邦題史上最も面白い物の1つだと思っている。

なぜなら、当時このタイトルをカタカナで書いたレコード会社の担当者は邦題を付けることを諦めたのではないか?と感じたからだ。

我々日本人には発音の難しい

D'yer Mak'er

コレをなんとかカタカタ表記してみたのが

ディ・ジャ・メイク・ハー

って邦題になったのだろう。

きっと読み方も意味も正解が解らぬまま書いたと思う。

D'yer Mak'er? は、

Did you make her? 

を略して表記しているらしい。

確かにカタカナにするのは難しい。

例えばスペイン語ではあるけど、

ジプシーキングスのヒット曲

Djobi Djoba

「ジョビジョバ」

のように、頭の「D」は発音から消える。

D'yer Mak'er?

ジュメイカー?」って感じか。

コレ、何が言いたいのかよくわからんってなるんですけど、

要は「ジャマイカ」って聴こえるように

空耳アワー的効果を狙ってるらしい。

「ディド・ユー・メイク・ハー?」

「ディジューメイカー?」

「ジュメイカー?」

「ジャメイカ?」

「ジャマイカ!」

バンザーイ!バンザーイ!ってやつ。

ちょっとアルバムの中で一曲レゲエをやってみて、

タイトルもちょっと捻って解り難くしてみたのだろう。

本国では出ていないが北米ではシングルカットされ、

全米チャートトップ20入りのヒットシングルとなっていて、

このように日本盤シングルまでリリースされていた。

レコード会社の担当者がおそらく困ってカタカナ表記しただけではあっても、 

日本だけの珍邦題名盤として僕の数少ないZEPお気に入りの一枚となっている。

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by imag0020 | 2019-10-19 11:42 | 素晴らしき邦題の世界

芦笛

素晴らしき邦題の世界 シリーズ vol.18

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Sonia Lopez / La Pollera Amarilla

メキシコの女性シンガー、

ソニア・ロペス1965のヒットシングル。

邦題は『黄色いスカートのクンビア

タイトルの pollera amarilla は翻訳すると

そのまま「黄色いスカート」となるので

直訳系邦題ではあるのだが、

まず「~のクンビア」としていることに注目したい。

日本のレコード会社は、海の向こうで流行し始めたニューリズムや多様なダンスミュージックを積極的に紹介してきた。

ボサノヴァ、ブガルー、ルンバ、マンボ、チャチャチャ、サルサ、スカやレゲエもそうだ。

それぞれの言葉の響きも日本人の耳には聴きなれなく新鮮なものだったのだろう。

これらのレコードの国内盤には必ずと言っていいほど邦題に

「~マンボ」とか「~スカ」とつけていた。 

そうすることで日本でも一大ムーヴメントになり、

日本人歌手も採り入れカバーし、ポップスとしてヒットさせるパターンがあった。

(モチロン、日本人のクンビアも出ている)


さて、この『黄色いスカートのクンビア』だが、

実はよくあるヒット曲の二番煎じを狙ったレコードだった。

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カルメン・リベロ楽団演奏による

赤いスカートのクンビア (La pollera colora)』(1965年)

という大ヒット曲があってあからさまに便乗したのが、

このソニアロペスのシングルで、

結果これもヒットしてしまったようだ。

こうなると商魂逞しいレコード会社がチャンスを逃すはずもなく何の捻りもないまま

青いスカートのクンビア

までリリースさせたがさすがに無理があったようだ。

それにしても我々DJの間でクンビアが本格的に流行したのは2000年代に入ってから。

こうやってリアルタイムで日本に入ってきていたことに今更ながら驚かされる。

この日本盤シングルは海外でも高額取引されている一枚だ。


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「せっかく黄色いスカートで売れたのにジャケットにも黄色いスカートで出ろや!」
ってレコード会社や先輩芸人から突っこまれなかったのだろうか?そこ、ブレたらアカン。

by imag0020 | 2019-10-13 11:22 | 素晴らしき邦題の世界

大開

大阪Cabo 20周年イベント無事終了。

今回は野田阪神にある老舗ライヴハウスで開催されたんですけど、急遽決定したということで告知期間も短かったし、

いわゆるミナミやキタの繁華街とは少し外れた場所ってこともあって、本当にお客さん来るのかな?って少し不安でした。

でも開けてみたら満員のお客さんが集まってきて。

僕ですら馴染みの顔ぶれのお客さんが何人もいたし凄いなと。

いつも書いてるけど大阪って大都市の中にあって中崎町時代からのローカルなコミュニティが仕上がってる感があります。

俊美さんもライヴの後にMC

結局は人だから」って言ってたけど、

ホント全てはそれに集約されてると思う。

店でもイベントでも場所はもはやそれほど関係なくて、

信頼できる人と支持してくれる人がいてくれれば何処でも可能なんだと。

もう店主の人柄そのものが垣間見れる客層で本当に心から楽しんでくれるお客さんだったのが羨ましくもありました。

舞台袖から観てて、これは俊美さんもライヴやってて気持ち良いだろうなって。

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個人的にもDJ NICE ONE KAZことホテイ君との再会を喜び、イベント終わってからもホテルの部屋でめっちゃ語って音楽聴いて呑んで笑った。 

彼は部屋でもご機嫌で音楽かけて踊ってました。

昔、二人で海外買い付けに行ってた頃は、

ホテルでもおとなしく過ごしてたのに

相変わらず現場でのDJもカッコよかったし、

しくじらないルーディの見本でした。

あとは安定のDJ宮本雅夫君と前川さんのライヴ、どう絡んでいいかわからないキャラクターの大野裕也君も良かったです。

結局全て良かった。

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みんな同じ服装なのに

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DJ宮本雅夫のミックスCD2種類発売中。
もはやこれほど長く安定したミックスシリーズも他に無いかも。

by imag0020 | 2019-10-07 11:31 | My Favorite Things

客演

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脱線3Little Bird Nation 略してLB所属、

スチャダラパー3本目のマイクTHE HELLO WORKS

そして、Afra、スチャダラ・アニとのドーナツ・ディスコ・デラックスRobochu & DAUZen-La-RockとのSpace MCz、スマーフ男組、曽我大穂、森俊二、KEN2D-SPECIAL、悪魔の沼とのジャンルを横断した数々のセッション客演でも知られ、

唯一無二の存在感と立ち位置で長きにわたり活躍する吟遊詩人ラッパー、

MIC WIZARD ROBO AGOことロボ宙がやって来ます!(長い!)

今回はVIDEOTAPEMUSICのゲストですが、

僕はロボ宙ファンなのでロボ宙こと庄司さん(本名)について書きます。

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と、言いながら昨年リリースされたソロアルバム『SCRAPPIN'』をまだちゃんと聴けてなくて。

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コレ、あの名作ファースト『銀河飯店』以来なんですね。

なんと15年ぶりだとか。

あの時、確かリリース記念で僕のラジオで

庄司さんに電話インタビューしたんですよ。

そしたら「何時頃に電話するから」って事前連絡してあるにも関わらず、

本番でスタジオから電話したらなんと本人はタクシーで移動中(宙)。

そのまま車内でインタビューに応じてもらって。

トークしながらドライバーに「あ、次を右へお願いします」とか、

「もしもし、いま誰と喋ってる?」って

最終的に「あ、ちょっと待って」って、目的地に到着してお金払ってるところまでオンエアされました

やっぱちょっと天然っていうか、常に何かオモシロエピソードに溢れてる人なんですよ。

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スカイラーキンから脱線3『DAS THE MIC』をリリースした時も松山でライヴをやったのですが、

翌日市内の古書店で宇宙の本だったかな?

子供向けの分厚い図鑑みたいなのを面白いって何冊か購入して。

で、帰りの機内でずーっと読んでたら満足して、

重いし荷物になるから置いて帰ろうと思ったらしく

全部座席に置き去りにして飛行機を降りて、到着ゲートを歩いてたら、

「お客様!お忘れ物ですー!」

って図鑑を抱えたCAさんが走って追いかけてきて 笑

結局持って帰ったとか、そんな話がいっぱいで。

みんなで『LBのすべらない話』とかやってくれたらロボ宙の話でMVS獲れると思うな。

庄司さんは僕と同い年なんですけど、なんか憧れる生き方してて、人当たりも良くて、多分誰からも好かれてると思う。

普段はシャイで物静かな人で、正直いるのかいないのかわからないような時もあるけど、

いざマイクを握ったら別人みたいになる。

まず、あの声がいいですから。

なにしろロボ宙って名乗ってるくらいだから

本当にロボットっぽいっていうか、エレクトロファンクみたいなサウンドにはバシッとハマるヴォイス。

SDPもロボ宙をフィーチャーした時に起きる化学反応で

もはや不可欠な存在になってる。

でも決して出過ぎない不思議な立ち位置。

例えば『LET IT FLOW AGAIN』なんてセンターに立ってるのにちゃんとBOSE君とアニ君を引き立ててて凄いなと。

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今回のVIDEOTAPEMUSICにフィーチャーされてる

連絡船』って曲も見事に音にハマってました。

なんというか、もはやラップというよりポエトリーみたいな、

これこそ真骨頂の吟遊詩人スタイルって感じで、

僕はクラッシュギンズバーグをフィーチャーした

ゲットーの被告人』って曲を連想したな。

これは絶対ライヴ観た方がいい!

10/20 松山THE 3rd FLOORにて!




by imag0020 | 2019-10-04 08:59 | インフォメーション

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


by imag0020
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