アイマグブログ― カマタヒロシ 

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双子

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内海利勝&ザ・シマロンズ

GEMINI PART I


キャロルのギタリスト、ウッチャンこと内海利勝が

バンド解散から半年後の197511月にフィリップスから

リリースしたファースト・ソロ・アルバム。

英国のレゲエ・バンド、シマロンズがバッキングを務めた

ジャパニーズ・レゲエ・ロック隠れた名盤がCD化!

しかもユニバーサルの『入手困難盤復活!! 再評価されるニッポンの名作1000』シリーズより、なんと1,000円!


この盤は完全にDJのお陰で再び陽の目を見ることになったと言えるだろう。

再評価っていうか、当時は全く売れなかったんじゃないか?

だってキャロル解散から半年ほど、

矢沢のソロデビューが2ヶ月ほど早い、

1975年9月21日リリースの『I LOVE YOU,OK』。

矢沢だってキャロルと全く違う路線に転じて

ファンの期待を敢えて裏切った結果、

当初はかなり酷評されたと言われているし、

矢沢より少し早くジョニー大倉もデビューしているが、

最もバンド内で地味な存在だったウッチャンがソロアルバム出しただけでも意表を突いてるのに、内容がまさかのレゲエ!

キャロルファンがレゲエを理解できないとか、そんなんじゃなくて、もうファン、アーティスト関係なく当時の日本の音楽シーンでレゲエをキチンと理解してた人自体がかなり少数派だったと思う。

ジョー山中がウェイラーズとアルバム作ったりするのも82年とかだし、

ボブマーリーが来日するのも1979年だから、

やはり、1975年に日本のミュージシャンが、

レゲエバンドをバックに本格的にレコーディングしていた事実に驚きしかない。

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エリッククラプトン "I Shot the Sheriff" カバーが、

その前年に大ヒットしているので、

その辺りからレゲエが広く認識され始めたこともあるだろうけど。

で、このバックを務めたシマロンズというバンドは、純然たるブリティッシュレゲエの元祖、要はマトゥンビ、アズワド、スティールパルス等、英国にレゲエが数多く登場する先駆け的な存在なのですが、正直日本のヴィンテージレゲエファンからはほとんど支持されていない。

本来はリーペリー "Black Ark" "Channel One" なんかで出してるキラーなルーツレゲエバンドなのに、

日本で知られた頃にはポップになっていて、

ちゃんと紹介されることもなかったのかも。

だから、シマロンズというバンドをいち早く日本のシーンに紹介していたって視点でも、

このウッチャンのアルバムは貴重ではないかと。

なぜ、こんなセッションが実現したのか?

ウッチャンがシマロンズの存在を知っていたかどうかは定かではない。

おそらく知らなかったのでは?

多分、ウッチャンがソロデビューするにあたり、レゲエをやりたいとフィリップス(レコード会社)に言ったら、

やはりレコード会社としても『元キャロル』の看板を持つウッチャンの作品に期待するものは大きかったはずだし、

なんとかレコーディング可能なミュージシャンを探したんだと思う。

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それが、たまたま英国からヴォーカルグループ、パイオニアーズが来日する際にバックを務めるためにシマロンズが同行することになりタイミングよくオファー出来たようだ。

しかも、英国TROJANレーベルの日本盤を、

日本フィリップスがリリースしていたこともあってパイプがあったことも大きかったと思われる。

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シルグルカットされていた

『鏡の中の俺』

確か2000年頃にラジオで使うネタを探していた時に

クボタタケシから教えてもらった。

その頃は今みたいな和モノブームではなかったけど、

日本人歌手のレゲエネタを探しまくっていた。

「コレ、ヤバイよ。キャロルの人がレゲエをやってるんだよ」

クボタが見せてくれたこのシングルはジャケを見ただけでカッコいい曲だと想像つくけど、よくありがちなトロピカル系のレゲエじゃなくて、ちゃんとロックのテイストのままでレゲエを採り入れてるし、歌詞もダークな感じ。

へー、こんなん出てたのか、よく探してきたなって感心したけど、いずれどこかで見つかるだろうって思ってた。

そしたらクボタやハナちゃん(笹沼位吉氏)が和モノ本で紹介してたりして中古盤屋でも高くなり、

和モノ好きにはそれなりに有名なレコードになったから半ば諦めてたというか、すっかり忘れていた頃に

和モノディガー江戸が昨年ディスクマーケットで奇跡的に安く売られてるのを発見~捕獲~僕の誕生日にプレゼントしてくれたのだ。

その後、松山に来た森ラッピンもDJでかけてたりして妙に嬉しかったり。

そうやってシングルで存在を知った後にこのアルバムがあるって知ったけど、

なぜかあまり聴く気になれなかったので放置していたが、

今回このCDがリリースされたことで初めて全編聴くことが出来た。

いや、コレ最高ですよ。

ハッキリ言ってヴォーカルなんて下手だし、

引き込まれるような歌ではないけど、そこがまた良くて、

日本語で歌ってる曲が特に良いかな。

今っぽい感じがする。

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このアルバムの続編パート2もあるみたいで、

そこでも『鏡の中の俺』を再演したりしてる。

一応ソロセカンドアルバムなのに、まだ帯にキャロルのロゴを使ったりしてレコード会社も売ろうと工夫していた跡が窺えるが本人的には屈辱だったろうな。

矢沢ならあり得ないもん。

とにかく、このファースト聴けてよかった。

僕の日本のロックアルバムランキングに入ってくる作品だった。

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最後に、このアルバムのジャケットはホルヘサンタナを

そのままパクってるって思い込んでたけど、

今回よく考えたらウッチャンのは75年、

サンタナ弟のは78年リリースだった!アレ?偶然?

いやー、これは謎として残ったな。


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# by imag0020 | 2018-08-12 11:53 | My Favorite Things

本丸

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光のおもてなし in 松山城2018

千のヴァイナル radio show

『お城の前で』

DJ カマタヒロシ

@ 松山城本丸広場

2018/08/12/SUN

17:00-21:00

(ロープウェイ最終21:30)

入場無料

info 城山荘 0899414622

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緊急決定!


今年も「お城の前で」

『千のヴァイナル』

ラジオショースタイルでDJ

急遽決定しました!


もう4年目くらい?かな。

今年はやらないと思ってたし、

僕も出れないだろうなと思ってたので

まさかの展開になりました。

お客さんも急に言われてもって感じでしょうが、

是非お時間あれば上がってきてください。

本当に最高のロケーションです。

毎年特に終了間際で良い感じになってきて

最後はロープウェイ終電に焦って終わる

ってことの繰り返しなのでお早目のご来場でお願いします。


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# by imag0020 | 2018-08-09 11:19 | インフォメーション

横断

先日、こんなニュースがあった。


ポール、アビィロードの横断歩道を渡る。

https://www.barks.jp/news/?id=1000157890

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↑モノクロジャケット

アビィロードとは言わずと知れたビートルズによる

ロック史上最高の名盤のタイトルであり、

そのアルバムを始めとする数々のビートルズ作品をレコーディングしたスタジオの名称。

(モチロン、ビートルズ以外のアーティストも使っているスタジオだ)

最も有名かつパロディのネタになっている

カバーアートでもある。

このジャケ写が撮影されたのは、

今から半世紀近く前の1969年8月8日

午前10時頃だったらしい。


『アビー・ロード (Abbey Road) は、ロンドン行政区カムデンシティ・オブ・ウェストミンスターにまたがって走る通りである。北西のカムデン側から、付近にローズ・クリケット・グラウンドがあるウェストミンスターのセント・ジョンズ・ウッド地区を南東方向へ横切る通りで、B507線の一部である。』(wIkipedia)


ここ、僕も偶然行った。

偶然って言っても別に散歩してたら

アビィロードの横断歩道だったってことでもなくて、

今から十何年も前にロンドンに買い付けに行った際に

スケジュールを勘違いしていて、

帰る日を間違え丸一日空いてしまったから、

たまには観光してみるか、と、

ガイドブックみたいなのを見ていたら、

滞在していたホテルから地下鉄ですぐ行けることが判明して、

個人的にビートルズで唯一好きなアルバムなので、

そら行くしかないやろっとミーハー心に動かされ行ってみることに。

セントジョンズウッド駅から徒歩5分。

何の下調べもなくてもすぐ着いた。

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もうパワースポットばりに、いろんな国からやって来たであろう人たちが撮影していたので、すぐわかった。

ただ、コレ、ホントにここで合ってる?

と、その辺の人に聞きたくなるほどに普通。

当たり前だがただの横断歩道でしかない。

それどころか家の近所の横断歩道の方が

よっぽど広いわってくらいの短さ。

ビートル4人が歩いてちょうどくらい。

僕も特に何かを求めて来たわけでもないし、

観光客用のギミックが無いのも好感持てるけど、

この「なんてことはない」感は

高知はりまや橋を上回るほど普通中の普通。

それでも、来たからには撮影しないと、

と思ったけど、

かなり車の通行量が多くて呑気に撮影なんてしてたら車が突っ込んできそう。

もう地元の人も何十年も毎日毎日この光景を見てる訳だが、

それでも我々をおちょくるように通りすがりの車から窓を開けてビートルズのフレーズを歌ってきたり。

もう、本気であのジャケットと同じように撮影したいなら、

撮影者込み5名で車の通行量の少ない早朝に行くしかないかなと。

僕はちょっと気恥ずかしい感じもあって、

中途半端な撮影しかできなかった。

一応、歩いてる写真を後輩に撮ってもらったのだが探しても見つからなかった。

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それ以降このジャケがより好きになり、

各国盤シングルとかも手に取るようになった。

そして、それまで以上にアビィロードを聴きたいと思うようになり今でも定期的に聴いてる。

特にこのアルバムのお陰でジョージハリスンのファンになった。

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で、話は戻って、ニュースを見た時、

確かポールマッカートニーの自宅も、

ここの近所にあるって聞いたけど、

ポールって、この撮影以来一度もこの横断歩道を歩いたことなかったんだろうか?と

ふと気になった。

そりゃいくら近所に家を持ってると言っても

そこに住んでるとは限らないし、

いたとしてもふらっと散歩したり出来ないとは思う。

ジョンレノンはヨーコさんとダコタアパートからセントラルパークを散歩するのが日課になってて、

その行動パターンがあまりにも有名になってたからこそ

あんな悲劇が起こってしまったわけだし。

ま、だからこそ、こうやってポールがアビィロード前を歩いただけでニュースになったのか。

でも、せっかくファンサービスでやったのなら、

当時を再現して素足で歩いてほしかったなぁ。


ちなみにアビィロードのサイトで現地を

一年中ライヴヴューできます。

https://www.abbeyroad.com/crossing

誰か友達が行く時は今から行って手を振るよーって、

いいともオープニングのアルタみたいな使い方も可能です。

ポール師匠が渡る時も予告してくれれば観れたのに。


アビーロード風に歩こう

アビーロード風に歩こう♪

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# by imag0020 | 2018-08-05 10:08 | My Favorite Things

公表

ちょっと前のニュースだが。

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コステロが癌を公表し英国ツアーをキャンセル

https://nme-jp.com/news/57915/


ここ最近またコステロばかり聴いている。


「好きなアーティストは?」

と、聞かれた時に

「エルヴィス・コステロ」

と、真っ先に名を挙げる人は意外に少ないかもしれない。

かくいう自分もそうだ。

クラッシュだスリッツだP.I.L.だスペシャルズだって

オールタイムフェイヴァリットを順番に挙げていくと、

コステロはそれほど上位に出てこない。

だからと言ってそんな下位にランキングするような評価でもない。

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初期のシングルは全部大好きだし、

DJでもよくかけている。

以前このブログでも紹介した

『コステロ音頭』はあまりウケないが

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そう言えば誰かが

「とりあえずコステロ好きって言っとけば

センス悪いと思われることはないですよね」

って言ってたけど、

本当にその通りかもしれない。

ニックロウ、イアンデューリーとともに

パブロック御三家と位置付け、

パンク~ニューウェーヴを片っ端から聴きまくってた若い頃には、

パブロックの音楽性を理解できない部分も多少あったが、

自分が結構な年齢になってから、その魅力に気づき始めた。

例えば、

ストーンズやビートルズよりキンクス、

スペシャルズやセレクターよりマッドネス、

ピストルズやクラッシュよりもダムド。

第三の男?が僕の中でランクを上げている。

コステロは当時から聴いてはいたけど、

若い頃に他のアーティストほど掘り下げていなかったから

改めて聴いてまた好きになってきたのかも。

そもそも、スペシャルズのファーストアルバムや、

スペシャルAKAのプロデューサーでもあるし、

あ、ポーグスとかもそうか、

まぁ、そうやってコステロが絡んでたものに

とんでもない大きな影響を受けてきたのに、

コステロ自身を掘り下げることはしてこなかった。

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コステロの顔の上にジェリーダマーズのサイン。


コステロを知ったのは高校生の頃に誰かが

Punch the Clock』のアルバムを持ってて聴いたんだと思う。

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この中からカットされた

Everyday I Write the Book

なんかDJでかけるような曲ではないけど、

80s洋楽として大好きです。

全然関係ないけど、

僕らがやってた草野球チームも、

『アトラクションズ』って名付けたけど、

あれもよく周りから、

『フェアグラウンドアトラクション』でしょ

って言われたけど、とんでもない。

コステロのバンド、ジ・アトラクションズから。

コステロってファン対応も素晴らしくて、

絶対サインしてくれるらしい。

コステロ自身がビートルズのサイン欲しくて出待ちしてたら、

ポールにサイン貰えて嬉しかったから、

自分も可能な限りサインすることにしたらしい。

ウワ、コレって王貞治と全く同じエピソードやん!

って感動した。

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これはコステロとジ・アトラクションズのサイン色紙

84年の来日時に会場でレコード購入特典として貰えたもの。

コレは色紙ってとこがイイな。

自分でサイン貰うなら、そりゃレコードに書いてもらうだろうし、色紙なんて考えもしないし。

レコード会社のロゴ入り色紙ってとこも含めてとても気に入ってます。

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あとは、"King of Thieves" のプロモ用?

薄くて見えにくいけど、コレもコステロのサイン入り。

コステロって、アメリカではそれほど

ビッグヒットに恵まれていないのは、

"ELVIS" って芸名のせいじゃないかな?

っていつも思ってる。

バディホリーみたいな黒縁眼鏡で名前はエルヴィス、

でも音楽性はストレートなロックンロールではない。

英国特有のひねくれ具合が米国人にはピンとこなかったのか?

何はともあれ復活を信じてます。

あ、でもニューアルバムが秋にリリースされるとか。

ただ自分はコステロの90年代以降の作品はほとんど知らないけど。

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僕らのカリスマ、ヘンズリーもコステロ信者



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# by imag0020 | 2018-07-28 08:03 | My Favorite Things

強盗

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7月22日リリース!

CDとともにフライヤも

いち早く届けてくれました。

僕は制作に全く関わっていないけど、

こういう形で作品に参加できて嬉しい。

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以前からライヴでよく聴いてた

Bankrobber』のカバーも収録。

世界中にThe Clashのカバーを演ってるバンドがいて、

同様にクラッシュのカバー曲があれば必ずチェックしている連中も世界中にいる。

Bankrobber』のカバーって他にもあるけど、

日本語っていうのは他に無いだろう。

このCDも海外のクラッシュファンに届けばいいなと。


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# by imag0020 | 2018-07-09 08:18 | 大地の音紀行外伝

DJ / 音楽評判家 / 80's洋楽王 / マットマートンファンクラブ / アイマグ編集長


by imag0020
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